FX・CFD

  レバレッジ取引を利用したおカネの増やし方です。

  FXは外国為替証拠金取引、CFDは差金決算取引と言われるものです。

  もともとFXはCFDの一部でしたが、日本ではFXとCFDが別々に流行しました。

  FXでは現在、最大でレバレッジ25倍で運用することができます。

  これは例えば、10万円の証拠金(預入金)を最大250万円分で運用できるということです。

  CFDの場合は商品によって異なり、大体5~20倍で設定されているところが多いようです。

  では、FXやCFDでの主な取引方法について見ていきましょう。

FXでの取引方法

①自動売買

  証券会社・FX会社によって独自に運用しているプログラムによる売買機能です。

  「外貨買い」、「外貨売り」両方の売買プログラムがあります。自動売買においてもスワップ収

 入・支払いがあります。円安時には為替差益+スワップ収入が見込まれる「外貨買い」で運用した

 方が良いでしょう。

  初期設定が必要なものがあれば、好みのプログラムを選択するだけのものもあります。

②長期運用(スワップ収益・為替差益による運用)

  各国通貨の金利差を利用したり、将来的な為替差益によって長期に運用する方法です。

  近年は為替全体でしっかりとした円安傾向にあり、米ドル/円を中心とした長期運用の王道である

 スワップ運用がおすすめです。この長期運用においては、たまに短期的な急落や円高も起こるので、

 レバレッジに余裕のある取引を心がけましょう。レバレッジは最大で3倍程度がおすすめです。長

 期運用は数年単位のゆったりとしたトレードですので、短期で利益を得たい場合は次の「裁量トレ

 -ド」がおすすめです。

 

③裁量トレード

  短期的な利益獲得を目的に、積極的な売買を繰り返して日又は週ごとに利益を得る方法です。

  取引の方法によっては損切りの判断が必要な場合があるので玄人好みのトレード方法と言えます。

  裁量トレードでは、トレードを始めた瞬間に利益確定・損切りラインを決め、必ず実行に移すこ

とが大切です。そのような判断の上で行われるのであれば、レバレッジは10倍以上でも構いません。

 次に、CFDについて見ていきましょう。

CFDでの取引方法

  CFDでは各国の株価指数や原油、金属、穀物などの商品を売買することができます。

  CFDもレバレッジ取引できるので、少額で取引できます。

  口座によっては、FXにあるような自動売買が可能です。

①株価指数の売買

    日経平均やNYダウなど、各国の代表的な株価指数を売買することが出来ます。

    個別株の場合だと万が一その会社が倒産した場合は大きな損失と成り得ますが、株価指数      

   の場合は経済が破綻しない限りその心配はありません。ただ、予想とはレートが逆の方向に

   行く場合があるので、含み損や損切りは覚悟が必要です。

    また、代表的な個別株の売買も可能です。

②商品売買

    金・銀・銅や原油、小麦などの商品取引ができます。

    各商品の原産地の状況によってレートが変化するので、売買にはチャート分析の他にそ

   れぞれの国の状況も把握しておく必要があります。

③VIX指数

    恐怖指数と呼ばれるものです。

    戦争やテロ、大規模な自然災害など金融市場に大きなダメージが与えられる事象が発生し

   た場合はその指数が上昇しやすいです。そのような事件・事故がない平常時はあまり値動き

   がありません。

取引の前に。。。

 初心者が何も考えずに取引してしまうと、損失を出してしまう可能性が高いです。

 上記取引方法に示したいずれの方法においても、まずは儲けるためには実践の前に勉強や売買ト

レー二ングが必要です。

 売買したい銘柄の調査や研究、デモトレードでのトレーニングなど、儲ける前に学ぶ努力も必要

です。

 まず、主に学ばなければならないことは「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」です。

 ①テクニカル分析

  株式や商品、FXにおいて主に使われている分析方法です。過去の値動きから簡単な計算式を使

 ってチャート上に示し、分析する方法です。分析方法はいくつかありますが、それらはFX会社の

 チャートで表示できるので、わざわざ自分で分析しなくてもトレードできます。

 ②ファンダメンタル分析

  FXで言えば取引対象通貨の国の経済指標や政治動向を、株式で言えば取引対象の企業の経営状

 況を分析しながら取引する手法です。

 以上の分析手法を学んだ上で日々市場の分析を行いながら取引するのが理想ですが、本業がある

方などはそんな暇がありませんよね。そこで、YouTubeや金融系ブログ情報で日々分析されている

方々の情報を参考にするのもひとつの方法です。ただし、それらの情報はたくさんあるので、自分

が最も信頼できる情報源を1つや2つ程度に絞り、参考にするとよいでしょう。

  

コメント

タイトルとURLをコピーしました